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1月7日よりジャパンラグビーリーグワンが新しく立ち上がりました。
1月7日の開幕戦は試合中止となってしまいましたがこれからバスケや卓球のようにラグビーリーグワンも盛り上がること間違いなしです。
そんなジャパンラグビーリーグワンですがその仕組み(ルール)はどのようになっているのか、またトップリーグとの違いはあるのかを詳しく説明します。
ジャパンラグビーリーグワンとは
ジャパンラグビーリーグワンとは、2022年より開幕となったラグビーの新リーグです。
正式名称は、「JAPAN RUGBY LEAGUE ONE(ジャパンラグビーリーグワン)」で今まで18シーズンにわたり日本ラグビーを牽引してきたトップリーグから新しいリーグになったものです。
ヨドコウ桜スタジアムでラグビーリーグワンの開幕節、RH大阪vsBR東京の試合を観戦。15:30KO。
新メインスタンドが綺麗。
#リーグワン pic.twitter.com/zEmVC5ScSN— てっちり (@tecchiri2000) January 9, 2022
それではそのジャパンラグビーリーグワンの仕組み(ルール)について紹介します。
ラグビーリーグワンの仕組み(ルール)は?
ジャパンラグビーリーグワンの仕組み(ルール)はというと、3つのディビジョンからなっています。
ディビジョン1に12チーム。これはサッカーで言うとJ1に値するものです。さらにディビジョン2に6チーム、ディビジョン3に6チームという構成です。
各ディビジョンでの優勝争いに加えディビジョンでの入れ替え戦もあります。
ラグビーの魅力がさらに増すこと間違いなしのラグビーリーグワンとなっています。
さらにその仕組みについてトップリーグとの違いで明らかになるかと思いますので、ラグビーリーグワンとトップリーグの違いについてを紹介します。
ラグビーリーグワンと旧トップリーグとの違いは何?
ラグビーリーグワンとトップリーグの違いは何かと言うと、「リーグ運営の独立化」、「地域性の強化」、「分かりやすい大会方式」の3点が大きなポイントだと言えるでしょう。
ではこの3点について、一つずつお話したいと思います。
リーグ運営の独立化
リーグ運営の独立化ですが、運営主管が、旧トップリーグの運営主体だった公式財団法人日本ラグビーフットボール協会(以下:日本協会)から、一般社団法人ジャパンラグビーリーグワンに移管されました。
今までは日本協会が運営し、試合の収益も日本協会のものでした。
そのため各チームに集客義務は無く、運営資金も限られていました。
しかし、今回ラグビーリーグワンが独立してリーグ運営を行うことで、各チームがホーム戦の興行運営を担うことになりました。
各チームはチケットやグッズ販売はもちろん、収益を上げるために様々な手を尽くさなくてはならないのです。
今ではプロ野球やJリーグなどでは当たり前のことで、各チームともファン獲得のために知恵を絞っていますが、
これまでの運営方式が180度変わるラグビー界にとって、かなり厳しい戦いになることが想像できますね。
地域性の強化
地域性の強化は、ラグビーリーグワンのビジョンとミッションからも読み取ることができます。
ビジョンは、”あなたの街から、世界最高を作ろう”
ミッションの一つは、”地元の結束、一体感の醸成”
と記されています。
“あなたの街から”というのは結構ひきつけられる言葉だと思いませんか?
そしてこのミッション”地元の結束、一体感の醸成”からもわかるように、ラグビーリーグワンではチーム名に地域名を入れることが参加条件になっています。
ただ個人的には、もう少しチーム名を工夫してほしかったなと思うところもあります。
例えば、名前に”東京”と付くチームが3つもありますが、あまりに広すぎて地域密着と言っても正直ピンとこない気がします。
せっかくなら”世田谷”とか”府中”とかもっと身近な地域名のほうが親しみやすいのでは?と思いました。
さらに、試合形式では旧トップリーグでは実現しなかったホーム&アウェー方式を採用し、地域に根差したチーム運営を目指しています。
私は、他のプロスポーツで当たり前となっているホーム&アウェー方式が、これまでラグビーで採用されていなかったのが、ちょっと意外でした。
企業活動の一部として位置づけられていたこれまでの運営方式では、地域密着型のホーム&アウェー方式は難しかったのですね。
分かりやすい大会方式
分かりやすい大会方式という点でいうと、毎年のように変更されてとても分かりにくかった旧トップリーグの大会方式を大きく変更し、がっちり固定しました。
具体的には、各チームをディビジョン1~3の3部に振り分け、ディビジョン間の入れ替え戦も行います。
そしてディビジョン1では12チームをカンファレンスAとカンファレンスBに分け、カンファレンス内の総当たり戦を行い、カンファレンス間の交流戦も行うそうです。
12チームを6チームに分けて、しかも交流戦って、プロ野球と似てますね。
ラグビーリーグワンの仕組みまとめ
以上がジャパンラグビーリーグワンについての仕組みと旧トップリーグとの違いについてでした。
今までのトップリーグとは違う取り組みで地域の活性化やラグビー自体の活性化につながることを願っています。
今後のラグビーリーグワンのテレビ放送や生中継があるのかはこちらで紹介しています。